フォースメソッド,鮫島 忍者ブログ
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わたしは、子どものころから、「赤毛のアン」が大好きです。

シリーズを通して何度も読みましたし、原書にも触れ、

モンゴメリの他の著作も読み、プリンスエドワード島にも行きました。



ですから、今年「赤毛のアン」出版100周年を迎えて、

赤毛のアン展があると知り、期待して出かけました。



作者のモンゴメリや翻訳者の村岡花子さんの直筆原稿や

当時のプリンスエドワード島(PEI)の状況や服装などがわかる

写真は、とても興味深かったです。PIEでは博物館に飾って

あった、作者が手作りしたクレイジーキルトもあります。



がっかりなのは、本に登場するお菓子を紹介するコーナー。

げんなりするような作りもののお菓子が展示されていて、

これなら、本物のおいしそうなお菓子の写真を飾った方が

よっぽど印象がいいと思ってしまいました(><)



本に出てくる犬の置物「マゴグ」のモデルになった陶器の犬や

インスピレーションを受けたと思われる「ばらのつぼみ」の模様の

ティーセットもありました。テーブルにセッティングされていて、

当時のお茶会の様子がしのばれます。



ただし、全体としては、「赤毛のアン」の大ファンの人にとっては

知っていることばかりで、物足りないのではないでしょうか。



なんとなく「アン」が好きで、プリンスエドワード島にも

行ったことがなく、作者や翻訳者のことも詳しくは知らない、という

人を対象にしている感じです。




内容は多岐にわたっているのですが、こういう展示会は

どこに焦点を当てて、どういう風に見せるかによって、

ずいぶん違ってしまうのだと思いました。



どこから展示物を借りてくるかということも、大きく

影響している気がします。




蛇足ながら、PEIで見たモンゴメリ直筆の手紙やレース編み、

ワープ織のキルトなどは今どこにいってしまったのか。

今回、展示されているものよりも、作者自身のものであるだけに

ずっと興味深いと思うのですが、持ち主が亡くなったので心配です(*^_^*)





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